時が経つにつれ、水陰に溢れる感情そのままに伝えてしまったことを思い出しては居たたまれなくなる米良。 水陰も平静を装いながらも、主人のその様子に気が付いていた。 ある日、いつも通り買い物に出かけた水陰の前に、里からの使者が現れる。 降り出した雨に、何時間経っても帰らない水陰を心配した米良は近所中を探し回るが、一方その頃ー。 「ご恩をお返しに参りました!」 イケメンカッパ×トラウマ持ちリーマンの心温まるファンタジックライフ